【ニーチェからの挑戦状】今のこの人生を、もう一度そっくりそのまま繰り返してもかまわないという生き方か?

職場の人間関係に多くの人が、悩みを抱えています。上司や先輩との関係がうまくいかないというのは、よくある話です。

では、少しでも人間関係の悩みを解消するにはどうしたらよいでしょうか。

それは、職場の人間関係を良くしようと思わないことです。

なぜなら悩む原因はあなたが人間関係を良くしたいと思っているからです。

1 人間関係の悩みは「承認欲求」を断ち切ることから!

誰しも多くの人と良好な関係でありたいと思います。それは正常なことです。

しかし、良好な関係をつくろうとすることの裏返しは、他者の承認を求めることです。

この他者からの承認欲求こそが、あなたを悩ませる感情です。

相手がなかなか自分を評価してくれない

上司や先輩との関係で悩む場合、実はそんな思いが潜在的にあるのではないでしょうか。

2 みんな違うから難しい!?

そうは言っても、良好な人間関係ができることは良いことですね。しかしここで立ち止まって考えてみましょう。業務上の「良い」人間関係とはなんでしょうか。

自分にとって都合の良い関係が、業務上の人間関係では良いと思うことが実態だと思います。なぜなら、都合が良いことは、楽だからです。そうなるためには、相手と価値観を同じになることです。

では、そんな関係を作るにはどうしたらよいでしょうか。次の2つの方法をご提案します。

(1)相手を変える

相手を自分色に染めることです。説得しましょう。洗脳しましょう。

(2)自分が相手色に染まる

これは相手のリズムに自分が合わせることです。徹底的に従順になりましょう。

楽な人間関係とは、価値観の同じグループにいることです。多様性が重要とは言っても、やはりわかり合うコストは支払わなければなりません。それが面倒と思ってしまう人は、どちらかの方法で相手と同じ価値観になるしかありません。

しかしながら、これらを実行するには精神的コストがかかるのではないかと思います。楽な人間関係を作るには相当な努力を要します。それはみんな違うからですね。

みんな違うから、人間関係は難しいわけですね。

3 結局自分をどう思うかは相手次第ー「課題の分離」

相手が自分をどう思うかは、相手次第です。

「嫌われる勇気」という本がベストセラーになりました。アドラーという心理学者は、このように自分ではどうすることもできないことを、「他者の課題」と言いました。

そこを割り切って考えることを「課題の分離」と言っています。人間関係で悩む原因は、「課題の分離」ができないことに要因があります。

自分ではどうすることもできないことによって、自分がすり減っていくのはとてももったいないことではないでしょうか。

だからこそ、職場の人間関係を良くしようと思わないことを解決策として提案しました。

良くしようとあなたが思っていても、相手は人間です。努力はすることは否定しません。でも最後は相手次第のゲームです。そんな不安定なゲームにあなたが疲れる必要はありませんよ!

4 自分を肯定することから人間関係の悩みは変わる!

他者の承認を求めることは、他者の人生を生きています。人間関係に振り回されない生き方とは自分の人生を生きることです。そう、他者の承認を求めない生き方ですね。

しかし、他者の承認や評価がないことは、目標が見えづらいものとも言えます。

そこで有名な哲学者ニーチェに登場していただきます。彼は、「永劫回帰の思想」を主張しました。

☛ 永劫回帰の思想

人生にたとえ永遠に繰り返す苦悩があっても、それを積極的に正しいことだと受け取り肯定していくこと。なぜなら自分の人生を肯定することで、自己の運命に対する愛(運命愛)が生まれるから。

これは神のような絶対的価値が没落して迷う近代人にむけたニーチェのメッセージです。

要するに「永遠回帰」風に、次のような思考手順を踏むことが、人間関係の蟻地獄から逃れる方法になります。

①人間関係に悩む人にとっての神=他者(前提)

他者の承認なしには生きれない状態。

②神の価値を没落させます。(「神は死んだ」)

いうほど人間って他人に興味ないよね。承認を求めるのがバカらしいよね。

③不安

そうは言っても、これから何のために頑張っていこうか。今までは他者にいい顔するために頑張ってきたのに。

④自分で自分を肯定する(永遠回帰)

やっぱり信じれるのは己のみだね。他人が自分をどう思うかは、自分にはどうすることもできないから、嫌う人は仕方ないよね。

 

まとめになりますが、人間関係はみんな違うから難しいのです。

みんな違うから悩んだところで仕方のないことです。

ここでいっその事、良くしよう(=評価されたい)と思って他者からの承認を求めて苦しむより、「悪いものは仕方ない!」、「良いものは良い!」くらいの割り切った肯定があなたを楽にするのではないでしょうか。

 

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